この日は、AYDPO最後の日でした。3週間にわたって、水問題を中心にアジアの人たちと学習、そして話し合いを重ねてきた成果を発表するファイナルプレゼンテーションがありました。18.5時間というとても短い時間での準備や練習ではありましたが、全員が一生懸命取り組みました。
本番では、皆緊張していましたが、精一杯やりました。私はパフォーマンスグループで、本番では、リポーターの役をしました。少し間違えたけど、無事に終わってほっとしました。
本番の最中には、3週間の思い出がよみがえってきました。人見知りで、英語を喋ることも決して得意ではない私。喋れない、理解できない、人と話すことが怖くて、どんどん話すことが出来なくなっていました。しだいに、自分の意見も出さなくなってしまいました。毎日、家に帰りたい、そればかり思っていました。
そんな時、支えてくれたのが、AYDPOの仲間たちでした。自分は何にも出来ない、皆にそう打ち明けたとき、「じゃあ自分が助けるよ。分からなくなったらいつでも教えるよ。」そんな言葉が、私を変えてくれました。少しずつだけど、話せるようになりました。ファイナルプレゼンテーションの劇の案を出したとき、「それいいね」といって、意見が採用されたときの喜びは、本当に忘れられません。
皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの支えがあったからこそ、私はこの3週間で大きく変わることが出来ました。別れは悲しいけど、また絶対皆に会いたいです!!
グループ:6
都道府県:沖縄県
氏名:中林ゆい