2015年8月18日-14日目

最初のレクチャーは、今まで知らなかった琉球の歴史を知ることができてとても良かったです。とくに、琉球がこんなにも沢山の国と交易をしていたことに驚きました。また、琉球国王からの手紙に中国語が用いられていたことは、当時中国がどれ程栄えていたか感じさせられました。
お昼のビーチ清掃は、たった15分でも抱えきれないほどの汚いゴミを拾い、人がゴミを放置して自然に影響を与えていることに衝撃を受けました。将来このような状況がつづかないように私たちのゴミ処理に対する意識を高めなければならないと思いました。
午後のレクチャーでは、国と国との繋がりの重要さを感じさせられられました。

G4-P9
Okinawa, Japan
Hikari CHIBANA

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僕がこのプログラムに参加した理由のひとつに、自らが直接に異なる文化や考え方に触れることがあり、琉球文化のレクチャーはとても興味深いものだった。
ワールドカフェでこのプログラムのビジョンを考える機会があったので、改めて自分にとっての意義を考えてみた。
僕たちは今回を通して、環境に関する様々な経験が出来たが、自身にとって何よりも重要だったのは、アジアの高校生と直接にコミュニケーションを行い、あるひとつのものに対する考え方を共有できたことだ。
僕たちはたとえ、近隣の国のことでさえも新聞やニュースというメディアを通してしか、見ることができない。おそらく日本でヘイトスピーチが行われていることは、近隣国で新聞を通じて報道されているだろうが、それはただの一部の人間でしかない。
このプログラムには中国からの参加者がいる。このプログラムに参加する前は、中国のニュースを見て、日本に来ることに多少の不安があったと言う。しかし今ではこのプログラムを楽しんでいるようだ。
そしてこのようなことは日本でも同様だ。僕は政府と政府の関係よりももっと大切なのは、人と人の関係だと信じている。僕は人間同士の信頼関係が世界をより良くしていくと考えている。
では一体どこがこのプログラムの目標である持続可能な開発に関係があるのかというかもしれない。しかし相互の共通理解こそが全ての根本になるのだと考えている。開発においては、既に確立されたものを一方的に導入するのではなく、その技術に現地の技術をコラボレーションする。その土地に適したより良いものを作ることができる。これこそが持続可能な開発の鍵になるのだと考えている。

G6-P7
Hyogo
Kenta KANO

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