8月15日
今日はホームステイの最終日でした。朝おじいに起こされて、外を見たら、私が昨日濡れて一晩干していた服をおばあが脱水して干していてくれていました。ホストファミリーと最後の朝ごはんを食べていた時におじいがいつも民泊に来た子に話す話があるといいました。“自分のことは自分で面倒見れるようにし、家族を大切にしなさい”という話でした。 おじいたちの家族の話しを聞いて、私が思っていたよりも家族は大切にするべきなのだなとわかりました。また、おじいが、またいつでも来ていいよと言ってくれて、私たちを孫扱いしてくれたので本当にうれしかったです。私たちはおじいの孫なので、機会があった時にはおじい達の顔を見に行こうと思います。特に“ふるさと”というものがない私には、伊江島をふるさとにしようかなと密かに思いました! 離村式に港へ行って、おじいと写真を撮ったりして、フェリーに乗りました。おじいが、ずっと手を振っていてくれて、別れるのはとてもさみしかったです。おじいの“孫”であることを誇りに思いました。
その後は沖縄本島の名護市に行って沖縄こどもの国に行き、豆腐作りを見学し、沖縄の伝統的な家を見学しました。豆腐は、日本と作り方が少し違うそうです。伝統的な家は山、水、風を使った賢いつくりでした。山で冬の寒い風をブロックし、夏は風が吹いてくる方向に池を作って空気を冷やすようにしていました。生ごみなどは豚が食べるようになっていて、このような知恵を絞った家を持続可能な建築ということもできるなと思いました。
午後は救缶鳥という保存食を作っているパン会社の社長の秋元さんのお話を伺いました。その会社は缶に3年間保存できるパンを作ります。2年間は日本の消費者に保存してもらい、2年後に新しい缶を割引きで売るとともに古い缶を回収します。回収した缶はアフリカの飢餓に苦しんでいる人々に送ります。こうして、パンは捨てられることなく飢餓を救うことができます。秋元さんは人々に自分のパンが捨てられることなく食べてほしいという強い思いからこのプロジェクトを始めたそうです。できると信じれば必ずできる!ということを何回も強調されていました。またパン工場も見学しました。
夜は最終成果発表会のための最初の準備をしました。私たちのグル―プともう一つのグループのテーマが最終テーマに選ばれていたので自分たちのテーマの説明をして、少しディスカッションをしました。今までのグループとは違うグループで話し合いだったのでみんな少し硬かったです。
ID: G2-7
氏名: 佐久間夏美
都道府県: 千葉県